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マルタへの行き方【2026年版】日本からは直行便なし|経由ルート徹底比較
日本からマルタへの直行便はなし。イスタンブール・ローマ・ドーハ経由を所要時間・費用・荷物で比較し、最適な乗り継ぎルートを解説します。
日本からマルタへの直行便はありません。ノンストップで結ぶ航空会社は1社もなく、どのルートでも最低1回は飛行機を乗り継ぐことになります。つまり選ぶべきは「どの直行便に乗るか」ではなく「どの都市で乗り継ぐか」。この1つの判断で、総所要時間も費用も、持ち込める荷物の量も大きく変わります。この記事では、現実的な3つのルートを比較して、迷わず予約できるように整理しました。
はじめに用語を2つだけ。**経由地(乗り継ぎ空港)**は、一度飛行機を降りて別の便に乗り換える都市のことです(例:イスタンブール)。**乗り継ぎ時間(レイオーバー)**は、その待ち時間のこと。短いほど早く着きますが、最初の便が遅れたときの余裕は少なくなります。長めなら安心ですが、その分トータルの時間は延びます。
この記事の要点
- 直行便: 日本〜マルタ間には存在しません。
- 最速の1回乗り継ぎルート: イスタンブール経由(ターキッシュ エアラインズ)で15時間25分。
- 現実的なドアtoドアの所要時間: 1回乗り継ぎで18〜24時間以上(乗り継ぎ時間による)。
- 往復エコノミーの費用目安: $750〜$1,400+(約11万〜21万円/1ドル150円換算・為替により変動)。6月ごろが最安、4月と8月が高め。価格はよく変わるため、あくまで目安です。
- 出発空港: 成田(NRT)・羽田(HND)・関西(KIX)いずれからでも行けます。使う空港で最適ルートが変わることも。
- 要注意: ドーハ経由(カタール航空)は2026年9月16日〜2027年3月27日まで運休予定。
2026年7月時点の情報。運賃やスケジュールは変わりやすいので、予約前に必ずご確認ください。
直行便なしのマルタへ、実際に使える3つのルート
ノンストップ便がないため、大きなハブ空港で乗り継ぎます。注目すべきはイスタンブール(ターキッシュ エアラインズ)、ローマ(ITAエアウェイズ)、ドーハ(カタール航空)の3ルート。どれも実質「1回乗り継ぎ」ですが、速さ・1枚の航空券で予約できるか・預け荷物の量が違います。
| ルート | 経由地 | 主な航空会社 | 総フライト時間 | 最終区間の便数 | 預け荷物(日本発エコノミー) |
|---|---|---|---|---|---|
| イスタンブール経由 | IST | ターキッシュ エアラインズ | 約15時間25分(最速の1回乗り継ぎ) | イスタンブール〜マルタ 週15便 | 23kg×2個(計46kg) |
| ローマ経由 | FCO | ITAエアウェイズ | 飛行時間 約14時間(東京〜ローマ約12.5h+ローマ〜マルタ約1.5h)+乗り継ぎ時間 | ローマ〜マルタ 週最大約18便 | 23kg×2個(計46kg) |
| ドーハ経由 | DOH | カタール航空 | ドーハ〜マルタ区間 約5時間05分 | 週4便 (2026年9/16〜2027年3/27運休) | 計25kg |
ルート①:イスタンブール経由(ターキッシュ エアラインズ)— 最速で本数も多い
多くの人にとって、これが第一候補になります。ターキッシュ エアラインズは東京(成田・羽田の両方)からイスタンブールまでノンストップで約11時間、そこからマルタまで約2時間40分。1回乗り継ぎでの総所要は15時間25分で、2026年7月時点の最新データではどのルートよりも速い選択肢です。
理由は2つ。まず本数。イスタンブール〜マルタは2026年4月時点で週15便あり、乗り継ぎ時間や出発日を柔軟に選べます。そして荷物。日本発エコノミーには余裕のある「個数制(ピースコンセプト)」が適用され、23kgのスーツケースを2個、計46kgまで預けられます。短期旅行ではなく、コース受講でマルタに長期滞在する留学生には大きなポイントです。
ルート②:ローマ経由(ITAエアウェイズ)— 羽田発に強い有力候補
ITAエアウェイズは羽田〜ローマをノンストップで週7便(約12.5時間)運航し、ローマ〜マルタは約1.5時間の近距離便が週最大約18便。ローマ経由は2区間つなぐ現実的なルートで、マルタ区間の便数が多いので待ち時間が長くなりにくいのも利点です。
実務上の注意が1つ。多くの検索サイトはこのルートを1枚の通し航空券として売っていないため、2区間を別々に予約する必要が出てきます。別々に買うと少し安くなることが多い一方、最初の便が遅れても航空会社は乗り継ぎ便を保証してくれません。乗り継ぎ時間は余裕をもって取り、できればローマで一度荷物を受け取って預け直しましょう。預け荷物は日本発エコノミーでターキッシュと同じ23kg×2個と余裕があります。
ルート③:ドーハ経由(カタール航空)— まず運休期間の確認を
カタール航空はドーハ〜マルタ線を2025年7月2日に再開(週4便、マルタ区間 約5時間05分)し、2026年7月時点でも予約可能でした。ただし、どのアグリゲーターも留学エージェントの記事も触れていない重要な注意点があります。カタール航空はこの路線を2026年9月16日〜2027年3月27日まで再び運休するスケジュール変更を申請済みで、再開は2027年3月28日が暫定予定。13都市に及ぶ冬季の減便の一環です。
なお、カタール航空のネットワーク(マルタも一部影響)は2026年2〜6月に中東の空域閉鎖で乱れましたが、2026年6月16日には夏の通常スケジュールに復帰しています。2026年夏に旅行するならドーハ経由も十分使えますが、運休期間に日程がかかる場合はイスタンブールかローマ経由で組みましょう。
また、カタール航空は日本路線で余裕の少ない「重量制」を採用し、エコノミークラシックは計25kgまで。この点は後ほど留学生向けにもう一度触れます。
費用相場と、安く行ける時期
東京〜マルタの往復エコノミーはおおむね**$750〜$1,400+(約11万〜21万円)。最安は6月ごろ、高くなるのは4月と8月**が目安です。日程に融通がきくなら、夏休み(8月)のピークを外すのが価格を下げる一番のコツ。運賃はこの路線でも頻繁に動くので、早めの予約と価格アラートの設定を。ここに挙げた金額はあくまで目安です。
留学生向け:預け荷物量でルートを選ぶ
1か月以上の語学留学なら、荷物の許容量はフライト時間と同じくらい大事です。ここはルートで本当に差が出ます。
- ターキッシュ エアラインズ(イスタンブール経由): 23kg×2個 = 46kg
- ITAエアウェイズ(ローマ経由): 23kg×2個 = 46kg
- カタール航空(ドーハ経由): 計25kg
長期滞在なら、ターキッシュかITAの46kgはカタールの25kgよりずっと余裕があり、超過料金を考えると節約にもなります。機内持ち込み+スーツケース1個の短期旅行なら、この差はあまり気にしなくて大丈夫です。
フライトが決まったら、次は滞在先と移動手段。以下のガイドもどうぞ。
マルタの滞在先タイプを比較する 英語学習ならマルタとイギリスどっち マルタの左側通行と必要な免許
予約の手順と乗り継ぎのコツ
- 出発空港を決める。 ターキッシュは成田・羽田の両方、ITAのノンストップは羽田発。行きやすい空港に合うルートを選びましょう。
- 通し航空券か、2区間別々かを比較する。 イスタンブール・ドーハ経由は1枚で買えることが多く、ローマ経由は別々になりがちです。
- 乗り継ぎ時間は余裕をもって。 とくに別々に予約して荷物を預け直す場合は要注意。
- カタール航空を狙うなら運休期間を確認。 日程が2026年9/16〜2027年3/27に重ならないか。
- 荷物量でルートを合わせる。 1か月以上なら46kg枠、短期なら運賃と時間を優先。
- 価格アラートを設定して早めに予約。 8月のピークは避けるのが賢明です。
よくある質問(FAQ)
マルタへの直行便は本当にないの? はい、ノンストップで飛ぶ航空会社は1社もありません。必ず1回以上の乗り継ぎが必要で、多いのはイスタンブール・ローマ・ドーハ経由です。
イスタンブール経由とローマ経由、どちらが早くて安い? 最速はターキッシュ エアラインズのイスタンブール経由で15時間25分。1枚の航空券で買え、最終区間は週15便あります。ローマ経由(ITA)は羽田発に強い有力候補ですが、2区間を別々に予約するのが普通で、乗り継ぎに余裕をもてば少し安くなることもあります。
カタール航空のドーハ経由マルタ便は今も飛んでいる? 2026年7月時点では運航中です(2025年7月2日再開、週4便、マルタ区間 約5時間05分)。ただし2026年9月16日〜2027年3月27日まで再び運休予定なので、旅行日程をよく確認してください。
留学で荷物が多い場合、どの航空会社を選ぶべき? ターキッシュ エアラインズかITAエアウェイズです。どちらも日本発エコノミーで23kg×2個(計46kg)。カタール航空の計25kgより明らかに余裕があり、1か月以上の滞在では大きな差になります。